初めてのブログ(BGM 序曲)

 初めてブログを書きます。

 ブログを始めた理由は、半分が罰ゲーム、もう半分は文学的な文章が書きたいというものです。私は理科系の文章を書くことが多く、理科系の文章は事実のみを書くことを求められるため、自分の感想や曖昧な表現は不適切です。なので、私が書くブログは少し堅苦しいものになってしまうかもしれません。少し心配です。。。

 毎日投稿!、、、、とはしませんが、好きなことを好きな時に書いてみたいですね。

 

 初めてのブログ、「初めて」といえばオープニング、オープニングといえばドラゴンクエストの「序曲」ですよね!!

 イントロのファンファーレを聞いた瞬間、いつ聞いてもどこから湧いたかわからない、ワクワク感、高揚感に包まれます。序曲はかの有名な、すぎやまこういちさんが作曲された楽曲で、聞いたことがない人のほうが少ないのではないでしょうか。現在ではオーケストラが演奏したり、アレンジが凝らされたものが演奏されたりと、長年多くの人に愛されている楽曲です。

 凄い!と思う部分はたくさんあるのですが、1つ挙げるとすると、「3和音」だと思います。3和音?オーケストラとかあるじゃん、と思われるかもしれませんが、ドラゴンクエスト1で流れる序曲は3和音なのです。

 ドラゴンクエスト1が発売された当時、1つのゲームの容量は数十キロバイト程度で、ドラゴンクエスト1はなんとたったの64キロバイトしかありませんでした。話が寄り道しますが、容量の制約はかなり厳しいもので、ドラゴンクエスト1には50音が全て入っていなかったそうです。そして、その限られた言葉の中から試行錯誤した結果、「ゆうべはおたのしみでしたね」という当時の男子たちをワクワクさせる伝説の言葉が生まれた、という話、だったはずです、たぶん。。

 そんなこんなでゲームで1度に出せる音の上限は「3つ」でした。なので、オーケストラなんてもってのほか、3つの音の和音だけで作曲する必要がありました。この条件の中で序曲を作り上げたすぎやまこういちさん、恐ろしい。

 

 何故3つの音だけで作られた曲がこんなにも印象的で、鮮明に頭に残っているのか。曲が素晴らしいというのは前提として、大きな理由はプレイヤーの思い出だと思っています。

 プレゼントで貰った、おこずかいで買った、友達に借りた、入手方法は様々。その時点でゲームの思い出は始まっています。そしてゲームを起動する度にプレイヤーの感情は様々です。ゲームを始めてからクリアするまで、いろいろなことが起きたかもしれません、起きてないかもしれません。そんな思い出がゲーム内の曲を聴くだけでぽろぽろと出てくるはずです。

 これがたった3つの音で作られた曲をここまで印象的なものに仕上げているのではないでしょうか。

 

 初めてのブログでした。書き過ぎですかねこれ、、

 

 次回作のドラゴンクエスト12が楽しみですね!!